お知らせ

オシキャットオシキャットが誕生したのは1964年。アメリカのミリガン州に住むブリーダー「ヴァージニア・デリー」はアグチのあるシャムを作り出そうと、シャムとアビシニアンを交配したところ、偶然にもスポット模様のオスが誕生しました。

その後、登録における間違いからアメリカン・ショートヘアーの血が加わり、そのことによりがっしりした体格とシルバーの毛色が加わりました。(現在、異種交配が認められているのはアビシニアンのみです。)
CFAのチャンピオンシップに公認されたのは1987年になります。

見た目は野性的ですが、性格はとても優しく社交的で人と接するのが大好きな性格です。また、好奇心が旺盛で遊ぶことが大好きな猫種です。

CFAにおけるオシキャットのスタンダード

全般

オシキャットは猫全体からすると中型~大型の猫で、くっきりと斑点模様になった極端な所のない自然な感じのアグチの猫です。アグチの猫と言うのは、毛の一本一本に色の染め分けがある猫の事で、オシキャットではそのアグチのパターンが全体として見たとき、斑点模様を形成しています。とてもたくましい感じのする猫で、がっしりとした骨格に、しっかりと筋肉が付いています。優美でしなやかで胸幅がひろく、豊かな体をしています。

オシキャット全体

オシキャットには12の毛色は認められています。ショーでは8つのカラークラスに分かれて審査されますが、各カラーに共通しているのは、明るい地色に対してコントラストがはっきりとしている、濃い色の斑点模様を持っていることです。オシキャットの色は同じカラーであっても明るい色合いから黒っぽい色合いまで幅がありますから、その猫のカラーが何であるかは、尾の先端の色で判断します。体の色を見ての比較で何色か迷う事はあっても、決定因子は尾の先端の色なのです。オシキャットはアグチの猫ですから、この尾の先端以外の毛は、毛の一本一本を見るといくつかに染め分けられた色のバンドがあり、それがカラーの判断を時には紛らわしくしてしまいます。唯一ティッキングがない毛があるのは尾の先端なのです。

オシキャットという、この力強く筋骨たくましい、さらに優美なスポットを持つ猫は、特に野性的に見えるということがとても大切で、この猫のとても重要な特徴なのです。

頭部

オシキャット正面基礎となる頭蓋骨の形は、丸味を持たせた楔形で、マズルから頬へとわずかにカーブしており、鼻から額へとかけて、なだらかな、けれど、ちゃんと見て分かる程度に盛り上がりがあります。マズルは幅が広く、四角い感じでマズルが張っていることが、はっきりと目に見えて分かり、横顔を見るとそのマズルのために、顔が程よく、長めに見えます。顎はしっかりしています。下顎ががっしりして、正常な噛み合わせです。ウイスカーピンチと言って、ヒゲの生えたマズルの部分と顔の境界の区切れは、それ程極端な感じではありません。成熟した男の子では頬の横の部分、ジャウルが張って来て、それは、基本となる楔形からはみ出しているかもしれません。けれど、それは雄として、当然の事ですから、ここの部分を減点して評価しないでくださいね。

パターン

額に入り組んだ"M"マークの縞があります。その縞は頭を通り耳と耳の間に延びていって、首の後ろ下あたりから肩にかけて途切れて斑点になっていきます。また、マスカラのマークが目の周りと頬にあります。

だらけた感じではなく、ぴしっと機敏な雰囲気に構えていて、大きめの耳です。頭の上の角に外側に向かって広がって付いています。額に水平な線を想像で描いてみて下さい。その水平な額の線対して、耳は45度の角度で斜めに付いています。つまり、耳と耳は頭の左右に均等に広がってついていて、両耳間の角度は90度、直角になっている訳です。頭丁にピンと立った感じでついているのは良くないし、頭の低い位置に付いているのも良くありません。もしイヤータフトと言って、耳の飾り毛があるのなら、耳の先端から垂直に出ているのが良くて、こればボーナスポイントになります。

大きく、アーモンド型をしています。耳へとやや斜めに上がっています。目と目の間は、一つの目幅以上に離れています。

目色

目色はブルー以外の全ての目色が認められています。目色とコートの色に対応関係はありませんが、より深みのある色が好ましいです。

パターン

目の周りは最も濃い色で縁取られ、その周りは、もっとも明るい色合いが取り囲んでいます。

胴体

がっしりしていて、固く、厚みのある、どちらかというと長い身体で、身体が短いのはよくありません。豊かな感じの身体であって、決して粗雑な貧相な感じではありません。(豊かなというのは、太っていると言うことではありません。がっしりと厚みがあると言うことです。)オシキャットは中位~大型の猫で、がっしりした骨格をしています。筋肉がとても良く発達していて、活発に運動して、引き締まった運動選手の身体ような感じです。見た目の大きさに対して、驚くばかりのずっしりした重みがなければなりません。胸は厚みがあって、肋骨がいくぶん出っ張った感じです。背中は後ろの方がいくぶん高くなっていて、脇腹は自然な感じに無理なく真っ直ぐです。活発に運動しているような、力強さがあるのがよく、それが審査では優先されます。ただボッテリしていて、粗雑で間が抜けた感じなのは、欠点として評価されます。女の子は男の子よりだいたいにおいては小さく、このことは審査で配慮されなければなりません。単に大きいという事より、全体にしっかりした骨格構造をしていて、スタンダードに沿って質が良い事の方が大切です。

オシキャット

パターン

丸いスポットが背骨に沿って肩甲骨から尾へと並んでいます。

拇印の形のスポットが身体の側面に離れて散在していて、そのスポットをたどっていくとなんとなくクラッシックタビーの模様が切れているように見えます。いわゆる雄牛の目と言われるクラッシックタビーのパターンの様にスポットではありますが、そのスポットがあるスポットを取り囲むように配置されているのです。お腹の側もしっかりとスポットになっています。

マッカレルタビーが切れたようになっていることが、連想出来るようなスポットは減点されなければなりません。

脚と足

脚はとてもがっしりしています。筋肉がしっかり付いていて、そこそこ長く、力強い感じで、体と釣り合いが取れています。足先はコンパクトに卵型になっています。

パターン

肩の前側と身体の太股の付け根から尻にかけての部分は斑点がばらまかれていて、足の下の方へとより先端の方までスポットになっているのが良いとされ、ブレスレット模様も切れている方が良いです。これらのスポットは、よく途切れている程良いとされます。

尻尾

いくぶん長めで、普通の細さで、ほんのわずか先細り気味になっている。先端の色が濃くなっています。

パターン

刷毛で描いたようなかすれた感じの模様になって、尾の付け根から先の方へと流れていて、その模様はスポットになっていれば理想的で、尾の先端ではその模様が濃い均一の色になって終わっています。

コート

手触り
短くスムーズで、サテンの様な手触りで、光沢があって、艶々しています。体に張り付いた感じに毛が寝ていて、なめらかで、短い毛ではあるけれど、ティッキングの色のバンドがちゃんと出る位の長さはあります。羊毛の様な、もこもこした感じがあってはいけません。
ティッキング
尾の先端の部分は単色の毛ですが、それ以外は毛に染め分けがあり、スポット部分にでは、毛の先端により濃い色が付いていて、スポットでない地色の部分は、スポットのところよりは薄い色合で毛の先端に色がついています。
カラー
コートカラーは何色であれ、充分にくっきりとしていなければなりません。顔の目の回りや、顎先、下顎の部分の色合いが、普通は体の他の部分より最も明るい色合いになっています。また、最も濃い色合いは、尾の先端です。コントラストについては、別に配点されています。
コントラスト
模様のコントラストは、どの方向からみても、はっきり見えなければなりません。顔、足、尾のコントラストは、胴体のコントラストより普通は濃くなっています。地色はサドル(背中のなだらかな窪みのところ)で濃くなっていて、身体のお腹側や顎先、顎の下の部分は薄くなっています(この様な部分が薄くなるのはアグチの猫の特徴です。)。斑点模様が薄くて、ぼやけているのは減点対称になりますが、薄いカラー(フォーンやラベンダーといったようなダイリュートカラー)では、濃いカラーに比べて、コントラストが少ないことは当然なので、その点は配慮して審査されなければなりません。

失格

ホワイトのロケットやスポット。目、鼻の周り、顎、喉の上の方とその周り以外の部分ホワイトは、どこであろうと失格です。(但し、シルバーカラーの地色が白いのは例外です。)キンクやその他の尾の奇形。ブルーの目。正しくない足の指の数。ロングヘアー。スポッティットパッチドタビー(トビー)の猫は、そのそも性染色体にリンクしたレッドのカラーの遺伝子がオシキャットの中にはないので、失格です。同じくレッド、クリームも存在しません。オシキャットでは、トビーの猫は決して生まれてこないのです。

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